西の峰と春の空

かさまつさん、やぎらさん、きよはらさんを応援しています。(順不同)

ジョウロウホトトギス

(2025.03.23 推敲)

おはようございます。録画したあさイチを何度も見ていると、時間感覚がおかしくなってきますね。

すっかり春の陽気になってきました。

私はというと、久しぶりに朝ドラを見ております。

今年の4月から、NHK連続テレビ小説「らんまん」がスタートしました。最近の朝はこの「らんまん」から始まっています。

神木隆之介くん演じる主人公・槙野万太郎(植物学者・牧野富太郎をモデルとした人物です)の冒険人生を描いた物語です。

 

私の応援している俳優・笠松将さんが、主人公・万太郎の高知のふるさと「峰屋」という酒蔵の蔵人で、酒造りに勤しむ青年「幸吉」役で出演しています。

…よかったらぜひご覧ください。今ならまだ全然、ほんと全っっっ然追いつけます。テレビの前で私と一緒にヨッ!幸吉!コールしていただけたらこれほど嬉しいことはありません。

https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/plus/

 

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wander for wonder

(2025.03.23推敲)

お久しぶりです。なんだかんだもう三月。不定職者も確定申告の季節です。

 

本日2022年3月12日、笠松将くんの主演映画「リング・ワンダリング」の名古屋での公開日です。

首都圏などすでに公開が始まった地域もありますが、彼の地元である名古屋で公開日を迎えられたことをとても嬉しく思います。舞台挨拶もとても楽しみです。

 

最近お茶の間で見られる(た)ものを書き連ねるだけでも、大河ドラマ「青天を衝け」や連作ドラマ「岸辺露伴」シリーズ、そして今クールのドラマ「ムチャブリ」、先日金曜ロードショーで特別編が放送され、Huluで配信中の「君と世界が終わる日に」へと出演が続き、映画から地上波テレビから配信コンテンツから、これまで以上にさまざまなメディアで活躍されている笠松さん。

 

これまでは特定の作品にフォーカスして、笠松くんの演じる役のここがいいぞ!的な感じで書いてきたのですが、本記事では「笠松将くんの芝居のここがいいぞ!」という私の日々感じている彼の最高な部分について勝手に書きまくっています。

 

みなさま。笠松将さん、かっこいいですよ。(この語句は定型文登録済みです)

 

彼のどこが特にかっこいいか、どこが好きかを一言で表現するのは結構難しいですが、最近ひとつ分かったことがあって。

私は彼の「葛藤」のお芝居がとても好きです。

 

人間、日々大小いろんなことに葛藤して、感情が揺らいで、せめぎあって。

葛藤ってなんとなく非生産的な行為に見えるし、何も迷わずスパッと決断する人の方が「かっこいい」と評価される場面ももちろんあると思うのですが、一方でこの気持ちの振れこそが、人間らしさであったり、人間として生きることのひとつの使命のようにも思います。

 

彼の「葛藤」の眼差しは、いろいろなところに散りばめられています。どんなキャラクターも、何かに迷って、悩んで、考える。時には己に苛立ったりもしていました。

 

キャラクターは物語の中でさまざまな葛藤が描かれます。しかし、それはあくまでシナリオという「筋書きの中にある葛藤」であって、現実世界に無数に存在する日々の雑念も含めたうちの、特にシビアなものが厳選されているように思います。

 

ただ、彼の演じるキャラクターって時々、そういった洗練される過程を経ていない、どこか生々しい「葛藤」が見える時があって。

明るい子が時々険しい顔をする、とかならまだ分かりますが、普通に明るく振る舞っている時にも、どこか切実な眼差しがあったり。そんなに怒ってるように見えませんが、みたいなところでやたら大声張り上げていたりとか。

 

人の感情は川の中に沈む砂粒や石ころくらい無数に存在しますが、創作物であるキャラクターの感情に関してはたくさんの人の手を渡り、作品が作られる中で徐々に角が取れ、小さくなって研ぎ澄まされていくようなイメージがありました。でも、笠松さんの場合、その取れた角に元々あった雑味みたいな物も含めて、まずひととおり掬い上げてくれているような気がしました。

 

彼の演じるキャラクターが、見る者と同じように大小日々さまざまな葛藤をしながら、生き生きと存在している理由はこれなのではないかという気がしました。

 

笠松くんの演じるキャラクターってちょくちょく支離滅裂な行動に出るイメージがあって,

私はそういうシーンを見ると、遠慮なく画面に向かってなんでやねん!!と突っ込んでしまうのですが、この支離滅裂さも含めて人間の制御が効かない葛藤を映した結果だと言われると、ちょっと腑に落ちます。

 

現実世界にも支離滅裂なことってたくさんありますから、だとすると彼の演じるキャラクターには物語にリアリティをもって迫らせるという魅力もあるのだろうなと思います。

 

画面を見ているその瞬間、視聴者がキャラクターに100%のエネルギーでツッコんでしまう。彼の演じるキャラクターたちの、そうして颯爽と見る者の前に現れてくれるところが私は大好きです。

 

そして、これからの彼のお芝居にも、これまでの彼のお芝居にも、もっといろんな発見があるかもしれないと思うと、とてもわくわくします。

 

迷い込み、巡り会う。今日名古屋で公開されるリング・ワンダリングも、神秘的でどこか浮世離れしたような世界観に没入しつつ、笠松将さんが1人の人間として迷い、歩み、巡る姿を、眼差しを目に焼き付けてきたいと思います。

 

リング・ワンダリングの予告編はこちらからご覧いただけます!拙記事をきっかけに本作や、笠松さんに興味を持っていただきましたら、これほどの幸せはありません。

https://youtu.be/f9x9-mfiPSc

分からないが愛おしくて

(2025.03.23 推敲)

 

びっくりです。我が人生で最も長らく応援してきた方がついにパパになりました。

拝啓、父上様。

 

不思議な感覚です。学生時代だったら、おそらく泣いて寝込んだだろうと思うのですが。

20代も後半にさしかかった自分はこの知らせを聞いて、静かに「硫黄島からの手紙」を観始めていました。

 

「硫黄島からの手紙」は、「二宮和也を好きな人間ほど、引き込まれた途端に追い出される作品」だなぁと私は思っています。

 

この「追い出される」という感覚はいわゆる疎外感とはちょっと違っていて。

もう少し正確に言うと、西郷を二宮和也としてではなく、作品の中に生きる1人の初対面の男として見ることができる、という感覚に近いかもしれません。

ちょうど自分がリアルな風景を偶然目にしたときと同じように、いい意味で彼という人格からピントを外して常に作品の全景を見ることができる。

これって当たり前のようで、意外とできない気がするんです。

 

好きな人が出ている作品だと、どうしてもその人を目で追ってしまいがちじゃないですか。

やっぱり一挙手一投足、目に焼き付けたくなる。

 

私のような怪文書を書く人間は特に、好きな人のことをかじっていればいるほど、なけなしの知識握りしめて人とは一味違う感想を持ってやろうみたいな、謎の意気込みを持ったりするんですよ。

 

でもこの映画では普通に無理でした。

 

どれだけ私が、当時の二宮和也氏がキャプテンからもらった餞別の5000円を握りしめてハリウッドに向かったエピソードを知っていようと、スクリーンには毎日パンを焼いて、妻とお腹にいる娘とつましく暮らしていたところ、赤紙一枚で突然あの島に連れて行かれた青年しかいません。

 

 

彼のお芝居において一番私が慕っているのは、この「彼を知っていることが何のアドバンテージにもならない」ことです。

毎回、新鮮な驚きがあるんですよね。

こんな表情するのかとか、そのトーンでその言葉が出るのかとか。

おそらく彼単体ではなく、作品の風景の中に溶け込む人物として彼を見させてくれるからこそ、なせる技なんだろうと思っています。

 

ものすごく大きくくくると、一種の「ギャップ萌え」なのかもしれません。

 

ベルリン映画祭の記者会見で自分は俳優ではない、日本では歌って踊っていて、5人のグループで活動していると語っていた同氏。

いつもコンサートでは、こちらに向かってい〜らっしゃいませ!と両手を広げてくれる氏。

そんな二宮和也さんが、気付けばご結婚され、お父さんになり。

また私の知らない彼のチャンネルがひとつ増えました。

 

好きな人に知らないところがあることが、面白いことなのだと気付かせたくれた、ユーモラスでチャーミングなアイドル。

おめでとうございます。ご家族ともに、どうか幸せで。

そして欲を言えば、いつかまた、私の知らない世界を教えてください。リモコン一本で足りるかな。

「糸切れた凧」に憧れた頃

(2025.03.22推敲)

少しご無沙汰しておりました。

 

前の記事を見てくださった方は、「(こいつまた笠松将くんの記事を書くのでは…)」と思われたかもしれません。

 

おもんなくてすみません。その通りです。

今回は「花と雨」の感想を書いております。

 

実のところ、笠松将さんが主演ということは出演作品を調べた当初から知っていたものの、なかなか「花と雨」には手が出せずにおりました。

 

というのも、自分は今までHIPHOPを少し縁遠い音楽に感じていたというか、なんとなく近づくことが許されないジャンルみたいに感じていて。敷居が高いという表現が妥当なのかはよくわかりませんが。

HIPHOPって、自分の人生経験に裏打ちされたリアリティ、みたいな部分をすごく大切にしている音楽だと思っています。

 

なので、いざ自分の実体験のない部分に触れた時、無責任に薄っぺらーーい感想を持ってしまうんではないか、というよく分からない怖さがありまして、勝手にめちゃくちゃ身構えておりました。

ただ、インタビューで笠松さんが「親切な映画ではないかもしれません」と話していたのを読んだときに、少し吹っ切れたといいますか。

私がこの映画に値しない人間ならばきっと遠慮なく置いて行ってくれるはずだという境地に至りました。

当初持っていたビビリの感情よりもSEEDAさんの見る世界や、HIPHOPの世界観に触れてみたいという好奇心の方が上回りました。

 

※以下、映画「花と雨」のネタバレがあります。

 

・・

 

とはいえ映画を見るのを悩んでいた間も、SEEDAさんのアルバム「花と雨」は何度も聴いていました。

 

この作品を見るからには、SEEDAさんにも、笠松さんにも失礼のない人間として、リスペクトを持って見たいと思って聴き始めたのですが。

ただ、気付けば映画見る前にまずアルバムの方に惹かれてしまっていて。結局ミイラ取りがミイラになった気分です(誤用)。

 

自分自身はHIPHOP以外の音楽もアーティストも好きですが、このアルバム「花と雨」に関してはなぜこんなに惹かれたのか、未だにうまく説明ができません。

 

自分にハスラーの経験はないし、栽培マンにもなったことないし、一応家賃でバイト代が飛んだこともない。「アメリカで足に3発食らった」方からしてみれば、唾も吐きかけたくなるような人生を送ってきたと思います。

 

けど、この自分の中の信じられるもの、カッコいいと思えるものを武器に、眼下に広がる景色を知っていながらそれでも上を見ようとするSEEDAさんのスタンスと、それがにじむ音楽が私にはとても眩しく、頭が下がりました。

 

結果、映画「花と雨」で、パーカーのフードを被った笠松くん(演じるSEEDAさん)が仲間と路地裏で「週3?それ家賃で飛んでね?」と話している風景を見た時、夢が現実になったような感動がありました。SKiTだ…!!!と声が漏れました。

 

SEEDAさんが「花と雨」をリリースした時代をリアルタイムに知ることができなかった身としては、当時のSEEDAさんに触れていた琴線や逆鱗を、笠松将くんの眼差しを通して感じられるというのがとても不思議で。

 

例えが明らかに下手なのは分かっているんですけど、幼い頃初めてディズニーランドのシンデレラ城がバスの車窓から見えて涙が出た時のあの感覚に近い。

 

アルバムは、曲順や曲間の秒数も含めて作品だ、みたいなことを昔何かで聞いた記憶があるんですが、今回身をもって体感した気がします。

 

道端の花束も、Live and Aloneの歌詞が書かれたメモも、そしてお姉さんとの飾り気のない絆も、確かにありましたね。

虫をつかせないはずの栽培マンが、最後めちゃくちゃ虫付けちゃってたのもなんとも言えない気持ちになったり。

 

そしてSEEDAさんの見てきた視界と「花と雨」の世界を一身に背負う笠松将くんには、私が昔から感じていたHIPHOPの魅力である「リアリティ」に通ずるものがありました。

「できる限り嘘を少なく」と語る笠松くんのインタビューを読み終えた今、もう一度「花と雨」を見たい一心です。

翡翠と銀幕

(2025.03.21推敲)

このブログを読んでくださった皆さま、はじめまして!あめだまと申します。

遠い過去ですが、私の大学時代の恩師が、卒業式の日に「つらいときや悲しいときは空を見上げて飴でもなめてください」と書いた手紙をくれました。私も誰かにとってそんな存在になりたくて、先生には内緒でひっそり名乗っています。

 

幼い頃からアイドルとバンドを追いかけてきた私が、突然笠松将さんという最高の俳優の世界に転がり込ませていただきました。

せっかくなので自分の奇行録もかねて、楽しかった作品の感想や、イベントの思い出など書き残しておこうと思います。

 

 

や、もう脳内で「ラブストーリーは突然に」のイントロが流れるくらい、一瞬にして惹かれたのが自分でも分かりました。

 

ep.1「君と世界が終わる日に」と等々力比呂さんは最高です

 

※以下笠松将さんの他出演作品(おいしい家族)のネタバレを含みます

 

・・

 

初めてサブスクの配信サービスで、作品を俳優の名前で検索しました。

この人の出演作品が今公開されてるのかも分からないのに、思わず映画館へ足が向きそうになりました。

台詞を発していない場面を見て、「もう一度この映画をちゃんと見たい」と思って部屋を暗くしたのは初めてでした。

「おいしい家族」という映画は、私にとってたくさんの初めてをくれた作品でした。

 

笠松将くん(未だに彼をしょうち、と呼べたためしはありません)が演じていたのは、翠(みどり)という、松本穂香さん演じる都会帰りの燈花(とうか)の弟です。

 

自分がいつも食べてきたごはんのおいしさが分からなくなりかけたとき、何かを決断するのが億劫になりそうなとき、大切な人になぜか冷たく当たってしまいそうになったとき、

私はたまたまそんなときに、「おいしい家族」と、翠くんに出会いました。

 

翠くん、ポップな音を吹かして軽トラで燈花ちゃんを迎えに来るシーンや、奥さんのサムザナちゃんに誕生日のサプライズパーティーをしようと目隠しして居間へ連れてくる場面がまず本当にかわいくて。いやかわいい。

天真爛漫で竹を割ったような子だなぁという第一印象だったのですが、

ただ、笠松くんの演じる翠には「それだけじゃない」感がずっとどこかにありました。

それは、青治さんが結婚すると打ち明けて拍手で応えたときの表情だったり、法事で燈花ちゃんの横を跨いで通り過ぎる姿だったり、いろいろなところで垣間見えますが。

この、何とも「子どものような大人のような何か」が翠くんをとても生き生きした子に感じさせるといいますか、

見る者に全てを解釈させない笠松くんの機微もあって、翠くんが単なる物語のキャラクターから一歩踏み出した存在になったのかな〜なんて思ったりします。

 

実際この世界で会う他人も、どれほど仲が良くても全部を理解することってできないじゃないですか。

でも、その全部わからないことって、さほど不快とは感じませんし、ある意味そういうよく分からない部分も含めて人間なのかなとも思うことがあります。

 

「おいしい家族」という作品には、人の幸せのあり方や生き方はもちろん、ある種「分からないということの余白」を、どこか身近な場所から静かに伝えてくれるような瞬間があふれていました。視界が開けて、少しかもしれないけど昨日より人に優しくなれるような、私にとってそんな一作でした。

ちなみに一番好きなシーンは、翠くんがおはぎをつまんで燈花ちゃんに口をもごもごさせながら何かを話しているところです。ただ、台詞は正直よくわからないというか、うまく聞こえませんでした。ごめんなさい。

 

翠くんって、初夏にあの島に観光で行ったとしても、きっと見知らぬ相手でも、スリランカの歌とか弾き語りしてくれそう。でも曲名とかは全然把握してなさそう。あの軽トラとすれ違いたい人生だなあ。

…やっぱり劇場で見たかったな〜!!!

 

 

翠くん、ありがとう。

笠松将さん、ありがとうございます。

しがない市井の民ではありますが、お二人のおかげで私は仕事終わりにこの怪文書を書く元気が湧いております。

怖い。気付いたらTシャツとマスクをカートに入れていました。インスタグラムに書くことも考えましたが、文章が多すぎて収まりませんでした。これからもきっとこうなります。

これからも応援しております!

君と世界が終わる日に も、引き続き楽しみにしております!